おしゃべりホットライン

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「学研アニメ声優WEB」と、人気アニメ情報誌「月刊アニメディア」(学研パブリッシング刊)の連動企画! アニメディア5月号「おしゃべりホットライン」掲載の野中藍さんのインタビューの別バージョンを“WEB出張版”としてたっぷり紹介します。
アニメディアの記事も、ぜひチェックしてみてくださいね。

第3回 野中藍子供たちの笑顔がうれしい

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――野中さんはどんな幼少時代を過ごされましたか?

「母からは、いつも走り回っていて、男の子のようだったと聞きます。髪も短く、スカートも穿かなかったみたいですし、写真を見るといつもサッカーボールを脇に抱えていました(笑)。とてもやんちゃだったみたいです。見ていたアニメもいわゆる少年向けが多く、中でも『幽☆遊☆白書』が大好きで、それがきっかけで‟声優”という職業に興味を持ちました」

――今の野中さんからは想像がつかない感じです。

「今はかわいらしいキャラクターなどをやらせていただく機会が多いので、そう感じられるかもしれませんね。小学生の時から‟声優”を目指して、どんどん芝居の勉強をしていくうちに、劇団四季や宝塚歌劇団を好きになり、宝塚の男役になりたいと思った時期もありました。身長が伸びなかったので、あきらめましたが。でも、その過程があって今の声優・野中藍があると思っています」

――そして声優を目指して青二塾へ入り、無事プロダクション所属となりました。最初の仕事は覚えていますか?

「最初はラジオドラマでした。先輩方のモノローグのしゃべり方や息遣いの違い、舞台とマイク前での演技の仕方の違いに驚きました。また、女性キャストがたくさん出演していたドラマCDにも参加させていただいたのですが、皆さんとてもかわいらしい声でビックリ。もう驚くことばかりでしたね」

――野中さんの声もかわいらしいですよ。

「ありがとうございます。でも学生時代はこの声でよくからかわれたり、『何ブリッコしてるんだよ』などと言われたりしていました。仲よくなれば、私の性格がどちらかといえば体育会系なノリに近いのがわかってもらえるので大丈夫なんですが、当時は本当にコンプレックスでした。でも、この仕事をしていくにつれ、ファンの方々から『野中藍の声が好き』や『かわいらしい声ですね』などメッセージをいただくようになって、段々自分の声が好きになりました。今は、本当に声優になってよかったなと思いますね」

――もし、声優になっていなかったら、どんな職業に就いていたと思いますか?

「子どもが好きなので、保育士かな。今子ども向けの鉄道アニメ『チャギントン』という作品でココという役をやらせていただいているんですが、この作品は夏休みなどによくイベントをやっていて、キャストやスタッフの皆さんと観に行くことが多いんです。そこで子どもたちが、自分が演じているキャラクターたちと会ってはしゃいている姿を見ると、とてもとてもテンションが上がります」

――色々なジャンルの作品に出演されていますが、演じるうえで心がけていることはありますか?

「『チャギントン』みたいに子ども向けの作品は、セリフがちゃんと聴き取れるようにゆっくりしゃべります。あとは『さよなら絶望先生』みたいな作品は、カット数が多く、テンポが独特なので、スタッフの方がどんな作品を目指しているのか、現場でその意図を感じ取りながら、芝居をしています。これが正しいのかどうかはわからないですが、そこを大切にしていますね。スタッフの方が次の収録の時に、前回の私の芝居をくんでいただけていると、お互いがわかりえた感じがしてなんだか嬉しくなっちゃいます」

――新人時代で覚えているエピソードはありますか?

「初めてアニメ作品の主役をやらせていただいた時なんですが、冒頭に長セリフがあったんです。収録後に私ひとり残ってその部分を収録したんですが、初めてだったこともあり、なかなか終わらなかったんです。ようやく終わってスタジオの扉を開けたら、先輩方がロビーで待っていて『ランチを食べに行こう』と誘ってくださったんです。もうそれだけで感激してしまい、いつか自分が先輩になった時、後輩に同じようにしてあげようと思いました。先輩方とお食事や飲みに行くと色々なお話が聞けて、すごく勉強になるんです。それをしてあげられたらいいなと。実際にできているかわからないですが(苦笑)」

――最後に野中さんの今後の展望は?

「今後は、後輩たちの素敵な先輩になれるように頑張ろうと思っています。今『さくら大戦』の舞台で素敵な先輩たちに囲まれてお芝居をする機会をいただいて、刺激をすごく受けるんです。それを後輩に伝えてあげたいなと、一層思いました」

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