おしゃべりホットライン

おしゃべりホットライン

「学研アニメ声優WEB」と、人気アニメ情報誌「月刊アニメディア」(学研パブリッシング刊)の連動企画! アニメディア1月号「おしゃべりホットライン」掲載のインタビュー別バージョンを“WEB出張版”としてたっぷり紹介します。
アニメディアの記事も、ぜひチェックしてみてくださいね。

第11回 皆川純子大切なことは、自分を信じてその気持ちを維持すること

このエントリーをはてなブックマークに追加

jyunnko_minakawa_0126

――皆川さんは、どのようなお子さんだったんですか?

ひとりで黙々と遊ぶのが好きな大人しい子で、友達と一緒に遊んでいる時も口数が少ないほうでした。私、社交的なイメージを持たれることが多いんですけど、じつは一日中家にいるのが好きなインドア派なんですよ。ただ、子供の頃から目立つことが嫌いではなくて、幼稚園のお遊戯会や小学校の学芸会では「やります!」と主役に立候補をするタイプ。どうせやるなら目立つほうがいいと、そういう時だけはグイグイと(笑)。

――なるほど(笑)。では、その頃の将来の夢は何だったのでしょうか。

“アナウンサーになりたい”といった、誰もが抱くような一過性の夢はありましたけど、特になりたい職業はなかったように思います。お芝居を職業にしようという意識が自分の中に芽生えたのは、20歳を超えてからでしたし……。

――社会人として働きながら養成所へ通っていらっしゃったとか。

そうなんです。OLをしていた時に、ふと、“一生このままOLで暮らすのかな”と思ったのをきっかけで養成所へ。養成所では、みんな“頑張って声優になろう!”という強い目的意識を持った、まるで同志のような感じで、すごく楽しかったです。もちろん切磋琢磨することもありましたけど、気心が知れて、仲がよくて。授業内容よりもそのあとの飲み会の方が覚えてます(笑)。私が養成所に通い続けられたのは、友達の存在が本当に大きかったです。

――本当に、素敵な環境だったんですね。ちなみに、皆川さんというと男の子役のイメージがありますが、養成所の頃からそれを意識されていましたか?

いいえ、まったく。ナレーションの授業の時に講師の方から“君の声はとてもクールな感じに響くから、温かいイメージのCMは向かないかもしれないけど、男の子の演技が合うかもね”と言われたくらいで、私自身意識したことはありませんでした。ただ、その言葉が頭の片隅に残っていたので、事務所のオーディションの際“男の子役に挑戦してみたい”と、自ら少年役のセリフを選んで演じました。それと、男の子役をいただく機会が増えたもうひとつのきっかけは、私の声を聴いた事務所の先輩が、“この子の声、男の子役に超向いているよ”とマネージャーに話してくださったことも大きいと思いますね。

――そういった要因があったんですね。そうしてデビュー間もなく『テニスの王子様』の越前リョーマ役を掴みます。大役を得たことで苦労はありましたか?

たぶん、気負っていたら苦労していたんでしょうけど、それよりも“楽しい!”という思いのほうが強くありましたね。あまりにもわからないことだらけだった環境が、逆によかったというか……。きっと、子供が知らない物事を初めて見聞きしたり、体験する時にワクワクしたりするのと同じで、声優業において生まれたてだった私は、何もかもが新鮮で楽しかったんだと思います。そうしているうちに、時が過ぎていった感じでしょうか。

――そのモチベーションはすごいですよ。

だって、なりたくてなった職業ですからね。もちろん苦しいことも辛いこともたくさんありました。でも、希望した職業に就けてお仕事をいただけるんだったら、こんなに幸せなことはないと思うんです。

――皆川さんが、声優になってよかったと思う瞬間はどんな時ですか?

自分でも納得がいく演技ができたかな?と思った時。それと、最高に幸せを感じるのは、イベントで応援してくださる皆さんに直接会って、みなさんの笑顔を見た時です。この職業に就かなかったらそんな経験はできなかったですし、私達はファンのみなさんがいてこその存在なので、本当にありがたいです。

――では最後に、声優を目指す方にアドバイスをお願いします!

“声優になれるかわからないけど努力をする”ではなくて、“絶対に声優になるから頑張る”と、絶対になれるというビジョンを描いて、そのモチベーションを保つこと。“これをすればなれる”という明確なものがないからこそ、自分を信じて頑張ることが大事だと思います。

「憧れ」を「目標」にするヒントがいっぱい!声優志望AtoZ
もし声優になるなら…あなたはどんなタイプ?
このエントリーをはてなブックマークに追加